『カウンセリング こころの相談所』を初めてご利用される相談者様は、こちらのページの内容をよく読んでいただき、内容をよく把握して、相談者様の心理カウンセリングに対するご理解と納得をいただければと思います。
とても長い内容で、恐縮ではございますが、より効果的な質の高いサービスをおこなっていくためにも、どうか一読していただきたいと思います。
『知識』だけでは心を変えることは出来ません!!
心を変えるのは簡単なことではないと考えます。
【サービスを提供する者】として、相談者様がお抱えになられているお悩みや心の問題が、非常に難解なお悩みであったり、非常に心の深い部分に根本となる心の問題があった場合などは、実際問題、心理カウンセラーが人間であり、魔法使いがこの世に存在しない限り、たった1回で効果を出すということは、どこのカウンセリングルームであっても無理なことだと思います。
人には、誰もが自分のことを選択することができるという、誰も敵わない、非常に素晴らしく、圧倒的な力を皆様は既に持っていらっしゃいます。
1回お試しで受けてみるのか、ある程度まで問題を解決できるまで『継続』するのか、何か1つでも実際に自分でできるスキルを身につけるまで『継続』するのか(「分かる」状態では、実際に、高速で迫ってくる『ストレス反応』には、スピードが全く違うので、対抗することはおそらく無理である可能性が高いと思われます)、もちろん相談者様が決断することでございますが、どのような場合であっても、『カウンセリング こころの相談所』は、相談者様が掲げた『本来の目標』に向けた計画を立て、必要不可欠な『ステップ』を踏んでいくことを崩すことはできませんし、相談者様のお気持ちはよく分かってはいますが、『基礎』となるカウンセリングのペースやスピードは、あくまで、これからの相談者様自身のためを考え、『総合的視点』から改善に向かっていける『新しい道』に乗ることができるように、心理カウンセラーのプランによる適切なペースやスピードで進行していくことが、『カウンセリング こころの相談所』の『コンセプト』であることをここでお伝えさせていただきます。
ただ、相談者様と『双方向のコミュニケーション』で相談者様の現在の状況を把握していき、臨機応変に、『優先順位』について相談者様と十分に会話をし、調整をしていきながら、柔軟にプランの検討をしていき、『フルオーダーメイド』のカウンセリングを全力でおこなっていきます!!
心理カウンセラーと相談者様との共同作業で、『知識』を相談者様が実際に使える『知恵』に変えていき、スポーツと同じように『訓練』を積み重ねていかなければいけません!!
『訓練』とは、あくまで『実践的な行動』であり、『行動』なくして変化は起こらないでしょう。
ご自身の思考の癖や感情の癖、行動の癖などを改善していけるようになるには、心理のプロのメンタルコーチを受けて、ご自身で反復行動し、訓練していかなければ、中途半端に終わってしまい、失敗体験となってしまいます。
相談者様に『本来の心理カウンセリングの効果』を得ていただくため、『カウンセリング こころの相談所』のビジネスとしてのブランドの維持のため、相談者様のお悩みの内容が難解なものであったり、心の問題が深いものであった時に、相談者様のニーズが『知識』だけを教えてもらいたいというものであった場合は、相談者様のニーズにお応えすることができない場合がございますので、ご了承ください。
『相談者様が持たれていらっしゃるカウンセリングのイメージ』と『心理カウンセラーが知っているカウンセリングの実際』に大きなズレがあると・・・
そして、相談者様の皆様にきちんとお伝えしたいことが以下のことです。
『カウンセリング こころの相談所』は、セッション中はもちろん、セッション外でも、「相談者様の現状の心の原因は何か?」、「どのような心理療法をおこなったら、より良い方向に行くか?」などを常に考えています。
次に、実際『カウンセリングをおこなう場面』について、ご説明させていただきます。
『カウンセリング こころの相談所』で初めて心理カウンセリングを受けられる相談者様は、今まで一度も会ったことがない心理カウンセラーと出会います。
同じように、心理カウンセラーも、今までに一度もお会いしたことがない相談者様とお会いさせていただきます。
まず最初に、心理カウンセラーは相談者様のお悩み相談の内容や心の相談の内容を聴かせていただきます。
相談者様からの悩み相談や心の相談のお話をお聴きした後、お悩みや心の問題の解決方法の糸口を見つけていくため、心理カウンセラーから相談者様へのご質問を始めさせてもらいます。
このお悩みや心の問題の解決方法というものは、人それぞれ大きく違ってきます。
分かりやすく言うと、1000人の相談者様がいたとしましたら、1000人が全員、お悩みや心の問題の解決方法、カウンセリングの方法は全然違ってきます。
相談者様には、それぞれの性格、信念、価値観、希望、欲求、考え方などなど、まだまだ要素はありますが、例えば、30歳の方なら、30年の期間をかけて、これらをご自身の【行動】で作り上げてきたことになります。
心理カウンセリングの1回目を、初回面接(インテーク面接)と言いますが、何故、1回目だけ呼び方が違うかと言いますと、「ただ愚痴を聞いてもらえればいいです」というものでなければ、初回面接(インテーク面接)は、心理カウンセラーがお悩みや心の問題のお話を聴いたり、お悩みや心の問題の解決方法の糸口を見つけていくためのお話で、殆ど場合、時間が無くなってしまいます。
心理カウンセラーは、この相談者様との悩み相談や心の相談のお話やご質問などから得た情報を元に次回から本格的に効果を出していくための心理カウンセリングが開始されます。
『カウンセリング こころの相談所』では、『LPDCAサイクル』を基本として、サービスを進行していきます。
『LPDCAサイクル』とは、L(Learning:学習)⇒P(Plan:計画)⇒D(Do:実践)⇒C(Check:評価)⇒A(Action:改善)を繰り返し、『思考』だけではなく、反復して実際に『行動』を起こして、心理カウンセラーのメンタルコーチの元で、地道に、古い『アンカー(クセ)』を壊していき、新しい『アンカー(クセ)』を『ゼロから創造していく』ことです。
現在の世界の人口は約80億人!!
それぞれ『先天的な性格』や『後天的な性格』、『価値観』や『欲求』、『過去の経験』や『未来の夢』、『長所』や『短所』など全員、全ての要素は異なり、一人一人の『心』は全員、異なるのです。
新しい命が次々と生まれ、時代は絶えず変化し続け、人々の生活のあり方や世界の情勢は変化し続けているのです。
ここで、このホームページを見て頂いている皆様に、一つのご質問をしたいと思います。
以上のことを踏まえて、ご自身のお悩みや心の問題を簡単に解決する方法を一体、誰が最初に用意してくれているのでしょうか?
ご自身のお悩みや心の問題を簡単に解決する方法やストレスに対抗する武器は『自分自身の勇気と努力でゼロから創り上げていく』ことが必要不可欠なのです。
特に、D(Do:実践)⇒C(Check:評価)の相談者様による実際に『知識』を実践して、実際に使える『知恵』に変えていくための反復的な訓練の段階と心理カウンセラーによる相談者様が『知識』を正しく認識しているか、『知識』を実際に使える『知恵』に変え、身に付けていけるよう実践しているかどうかを観察し、評価する段階が『質の高い心理カウンセリング』をおこなうために最も重要な段階だと考えています。
『知識』はあくまで『手段』であり、例えるなら、『単なる種』にしか過ぎません。
『知識』という『手段』が得られれば、『効果』が出てくるという『認知』をお持ちの相談者様も多くいらっしゃいますが、L(Learning:学習)を受けることが『目的』になられているのであれば、厳しいようですが、それは、『手段の目的化』の状態に陥っていると考えられます。
相談者様に『本来の心理カウンセリングの効果』を得られるサービスをご提供するためにも、『カウンセリング こころの相談所』のビジネスとしてのブランドを維持するためにも、L(Learning:学習)だけを受けたいという相談者様のニーズにお応えできない場合がございますので、どうかご理解のほどお願いいたします。
以下に『カウンセリング こころの相談所』のサービスの概ねの流れを示します。
以下の流れは、相談者様のお悩みの内容や心身の状態などにより変わってきます。
1回目のカウンセリングは、お互いに今まで会ったことがない相談者様と心理カウンセラーが会って、相談者様のお悩みや心の問題の内容をお聞きし、心理カウンセラーが相談者様にご質問をして、できる限り情報を集め、全体像を把握する時間になります。
ここで、しっかりと情報を集め、全体像を十分に把握するように時間を使わなければ、かえって効率の悪いカウンセリングとなってしまいます。
2回目のカウンセリングは、1回目の初回面接(インテーク面接)で表面に出てきた情報を元に『問題の検証』という書類を相談者様にご記入していただきます。
実は、相談者様が問題と思っていて、相談者様が解決したいと思っている問題が、本当は一番の問題ではなかったり、他にまず解決しなければならない問題があるということは非常によくあることです。
ここで、しっかり問題を把握することをおこなわなければ、間違った方向にどんどん進んでいくことになります。
そのために、心理カウンセラーはしっかりと問題を見極めるためのカウンセリングをおこなっていきます。
実は、相談者様が問題をなかなか解決できない原因は、ここでしっかりと問題を見極めれていないからということが多いです。
3回目は、2回目の『問題の検証』で表面化した問題に対して、心理カウンセラーのサポートを受け、しっかりと全体を把握した問題を解決する手段をかき集める作業を実際におこなっていきます。
ここで重要なのが、しっかりと書類に書き、目に見える形で個人的な判断を加えず、全て洗い出すことです。
相談者様が問題を解決できずに陥ってしまうパターンとして、主観的な判断をして問題解決の糸口となりうる手段を排除してしまっているパターンがあります。
そうなってしまわないように、心理カウンセラーは経験的根拠から相談者様にしっかりとアドバイスし、サポート資源という武器をしっかりと準備して、次の段階に進みます。
4回目は、相談者様の性格や特性、思考のパターンなどを心理テストを用いて、把握していきます。
心理テストは、カウンセリング経験が十分にある心理カウンセラーがその評価をおこなわないと、心理テストの結果を立体的に捉えることができず、問題を回避する手段や問題を解決する手段を発見するには至りません。
ここまでのプロセスを参考にし、問題解決法の検討、および、ストレスコーピングの検討をおこなっていき、LPDCAサイクルで実行して、相談者様を心理カウンセラーが客観的で、専門的な目で観察して、良くない方向に向かっていないか評価し、軌道修正するよう再検討するという繰り返しをおこなっていきます。