今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、5つのベイシック・ミステイクスというテーマです。以前、お話した認知論には、私的論理があり、さらにその中に不適応的な認知であるベイシック・ミステイクスがあります。今回は、それを札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明します。
私達人間は、自分流の主観的な意味付けを通して物事を把握します(『認知論』)。
そして、自分自身や世界(人生・他者など)に対するその人特有の物の見方・考え方・価値観のことを『私的論理(プライベート・ロジック)』といいます。
この『私的論理(プライベート・ロジック)』の中でも、特にゆがんだ発想をして、自分自身も生きにくく、周囲の人達との間でも摩擦が生じてしまうような考えを『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』といいます。
『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』には、決めつけ、誇張、見落とし、過度の一般化、誤った価値観の5種類があります。
『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』に陥らないためには、以上の5つに対して、自分自身を観察し、対策を立てて置くと良いことになります。
それでは、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、自分自身に当てはめながら、一緒に考えていきましょう!!
可能性に過ぎないものを自分で勝手に決めつけてしまうこと。
物事を大げさに捉えたり、表現すること。
これには、大きく2種類の場合があると思います。
ある部分だけを切り取って、大事な側面を見落とすこと
何か一部うまくいかないことがあると、別のこともうまくいかないと思い込むこと。
自分が無価値で「自分には生きる価値がない」などと自滅的に捉えること。
5つの『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』はよく起こることであり、札幌『カウンセリング こころの相談所』では相談者様が心の問題をあやまって捉えている可能性がないか、もっと適応的に捉えなおせないかを考えなおしていき、カウンセリングをおこなっていきます。