今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、3歳から6歳位の子どもは自分の『欲求』を我慢する!!だが、そのままでは健全に育たない!!というテーマです。遊戯期の子どもは物分かりの良い子になる可能性があり、その弊害について札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明します。
前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、遊戯期(3歳から6歳位まで)でのお父さん、お母さんの課題は、『しつけ』VS『積極性』の中で、いかに子どもの『課題(欲求)』である『積極性』を養っていくかであり、そのためには、その逆、『発達の危機』である『罪悪感』ついて知る必要があると札幌『カウンセリング こころの相談所』はお話ししました。
子どもは、前の発達段階で養われた『自律性』を土台にして、「親のようになりたい」と思うようになり、親の言動から学び、自分の中に『親の自我状態』を作り出していき、自分の中に、自分の欲求を満たしたいという『子どもの自我状態』と自分を律する『親の自我状態』が共存することになるとお話をしました。
なので、子どもはこの時期に『親の自我状態(理性)』と『子どもの自我状態(欲求)』との間で『葛藤』が生まれ、『理性』で『欲求』をおさえつけるようになります。
分かりやすく言うと、物分かりの良い子になる可能性が高くなります。
良いように思いますが、この時期はより注意しないといけない時期でもあります。
今までの【心理カウンセリングと心理学】のブログでお分かりかと思いますが、それぞれの発達段階の課題は『その時に満たされるべき欲求』です。
『理性』や『葛藤』で『満たされるべき欲求』が満たされないと、『積極性』が得られず、次の発達段階の活力『目的性』は養われません。