NO137.人間は、『怒りの感情』を自分の意思で武器として使っている-札幌カウンセリングこころの相談所 ブログ
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、人間は、『怒りの感情』を自分の意思で武器として使っているというテーマです。今回は、怒りの感情を相手にぶつけることのデメリットとその対処法を札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

NO137.人間は、『怒りの感情』を自分の意思で武器として使っている

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO137

 

今回のブログは、人間は、『怒りの感情』を自分の意思で武器として使っているというテーマで、札幌『カウンセリング こころの相談所』がをお話をしたいと思います。

 

人は、相手の行動により感情的になると、『相手によってこんな感情にさせられた』と考えがちです。
確かに、それもゼロではないかもしれません。
しかし、実は、相手を叱り、相手を支配したり、自分自身がスッキリするために『怒りの感情』を利用しているのです!!

 

つまり、『感情を表す』のも、その人の『意思』による『行動』であり、全ての『行動』には『目的』があります。

 

ただ、自分が感情的になり攻撃すれば、相手も感情的になりやり返したくなります。
なので、感情を抑える術を知っておいた方が良いかと思われます。
よって、以下に、感情を抑える術を記載いたします。

 

感情を抑える術

①感情を使って、どんな目的を達成しようとしているか振り返る

自分の目的、つまり、自分の得たいものをしっかりと、まず把握することが大事です。
その自分が得たいものを得るためのプロセスを感情を使わないで得られるよう計画を立てることが大事です。
よく感情的になってしまう人は、日記を書くとより明確に自分のことが分かり、冷静に計画できるでしょう。

 

②感情を使った時のデメリットを探す

前述により、自分の目的自分の得たいものを把握できたかと思います。
そして、自分が感情的になって、『怒りの感情』を使用して、自分の目的自分の得たいものを得られたかよくよく考えてみましょう。
そして、今まで自分が、自分の目的自分の得たいものを得るために、自分が感情的になって、『怒りの感情』を使用した時のデメリットを洗い出してみましょう。
きっと、デメリットの方が多いはずです。
デメリットをなくしていくための計画を立て、行動していきましょう。

 

③深呼吸をする、場面を変える

深呼吸をしたり、一度その場から離れたり、楽しいことを想像したりしてクールダウンしましょう。
人間の中には、『パート(モード)』というものがあり、優しい自分、のんびり屋の自分、熱血な自分、闘争的な自分などいろいろな自分がいます。
つい起こってしまうような場面には、闘争的な自分が全面に現れます。
ただ、その自分が全ての自分ではないので、冷静になる習慣的行動を身に付けておくべきでしょう。

 

④冷静になり、相手に受け入れられる言い方で伝える

冷静な状態で、論理的に相手が受け入れられる表現で伝いましょう。

相手が受け入れられる表現とは?
  • お願い口調・・・「~してくれる?」
  • Iメッセージ・・・「私は~だと思うんだけどな」

 

以上、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログでした。

 

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