今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、前回に引き続き、うまくいかない時の対処方法というテーマを元に例を挙げながらお話をしていきます。
ある会社員の山田さんはある取引先のプレゼンテーションを担当しました。
プレゼンテーションのパワーポイントは予定日の3日前には完成し、パソコンにデータを入れていました。
その取引先はなかなかアポが取れず、やっとアポを取ることができました。
しかし、当日、パソコンの調子が悪く、パワーポイントは使えず、資料のみでプレゼンテーションをおこなうことになりました。
山田さんは、これとは違う内容のものでしたがミスが続いていました。
上司の言葉「プレゼンの中身は良かったぞ。今度から前日にパソコンが大丈夫か確認すればいいんじゃないか。」
山田さん「あそこで、パソコンが壊れるなんて、なんて運が悪いんだ。」
山田さん「今の仕事をしたくて、この会社に入ったんだ。今後のために対策を考えよう。」
山田さん「上司がしっかり管理しないから、俺は恥をかいたんだ!!」
山田さん「自分は担当だったんだ。自分としてできることは何だったんだろう?」
山田さん「自分という人間は失敗ばかりするダメ人間だ」
山田さん「こういうこともあることが分かった。次回から、この失敗を活かそう」
皆様どうですか?
だいぶ、『原因論』と『目的論』の理解が深まって来たのではないでしょうか?
皆様、是非、このブログの知識を実践してみてください!!
『知識』は実践を繰り返していくと、実際に使える『知恵』に変わります。
『知恵』は反復してしようしていると、瞬間的に反応できる『感覚』へと変わっていきます。
札幌『カウンセリング こころの相談所』は、相談者様の高速化された『ストレス反応』に対抗していくため、瞬間的に反応できる『感覚』を獲得していけるように実践行動を重視してカウンセリングを進めていきます。