今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、メンバーを集団に留まらせるには?というテーマについて札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。
前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、『集団凝集性』のお話をしました。
『集団凝集性』とは、個々のメンバーをその集団に留まらせる魅力の総和であり、メンバーを集団に留まらせるには、『集団凝集性』を高める必要があるというお話をしました。
今回は、メンバーを集団に留まらせるにはどうすればいいかを札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明します。
『集団凝集性』を高めるための方法に、田尾は、次のようにまとめています。
メンバー同士が近接な関係にあるほど、その集団の魅力は高まる。
『相互依存的』であることは、相互にコミュニケーションをとり、お互いに『合意』し合い、『協力』し合う機会を増やす。
『外集団』に『競合相手』がいることは、『内集団の一致団結』をしやすくし、『メンバー相互の魅力』を大きくします。
『各メンバー』が持つ『価値観』や『態度』、『感じ方』や『考え方』などが『類似していること』が『メンバー間の好循環の相互作用』を促進します。
『成功経験』を皆で『共有』する、あるいは、成功しないまでも『相互に不快になるような経験』をお互いにさせないことが『お互いの魅力』を向上させる。