今回は、札幌『カウンセリング こころの相談所』が使用する高度なカウンセリング技術、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)についてお話していきたいと思います。
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は『行動療法』であり、ACTで重要なことは【行動を起こすこと】です。
ACTでは、『人生』という最も大きな括りで、最も大切な『価値感』に基づいて、重要な『欲求』を行動に向かうベクトルである『動機』に変化させ、ポジティブな【気分・感情】で『心のエネルギー』を注ぎ込み、人生において一番大切な大きな『目標』に向けて、【行動】していけるようにしていきます。
ACTは『行動療法』であり、【行動を起こすこと】で始まる心理療法です。
なので、【行動】に焦点を当てて、ACTは進行していきます。
【行動】が進まないようであれば、それは、そもそも設定した『目標』が自分にとってポジティブなものではないため、【行動】を起こせない、【行動】を継続できない状態になっていると思われます。
その場合は、『目標』をポジティブな【気分・感情】、ポジティブな【思考】になるものにする必要があります。
そして、その『目標』に向かって、『意識的』に『積極的』に、どんどんポジティブな【行動】をする『計画』を立てていき、ポジティブな【行動】をどんどんおこなっていって、『成功体験』を獲得していき、『自己受容感』、『自己効力感』、『自己肯定感』をどんどん高めていきます。
今現在『自分がコントロールできないもの』にずっと【注目】していては、【行動】を積み重ねていくことができません。
ACTの『目的』は、とにかく【行動】を積み重ねていくことにあります。
そのため、ACTは、今現在『自分がコントロールできないもの』は、とりあえず受け入れてしまう(『受容』)方向に進行し、『自分がコントロールできるもの』に対する【注目】のパーセンテージを上げていき、『自分がコントロールできるもの』をどんどん【行動】していきます。
そのように、『自分がコントロールできるもの』をどんどん【行動】していくことで、ポジティブな【気分・感情】、ポジティブな【思考】をどんどん得ていけるように進行していきます。
そうしていくことで、『総合的』に自分を【注目】することができるようになり、『総合的』な『自己受容感』、『自己効力感』、『自己肯定感』をどんどん高めていきます。
以上、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログでした。