今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、子どもが成長する親子の話し合いのポイントについてお話します。
子どもが、健全に育っていくには、『親子の双方的な話し合い』は必要不可欠です。
では、子どもがより成長できる『親子の双方的な話し合いのコツ』は、どのようなものか、札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明いたします。
親子の双方的な話し合いのコツ
1.より適切なやり方を『共同』で考える
- 『共同』で考え、子ども自身が理解し、納得できる答えに導く
- 『先回り』して答えを教えるのはNG
2.子どもが自分の力で『結末』を『予測』できるように『援助』をする
- 子ども自身に考えて、『予測』もらい、親はその『援助』をする
- 親は『助ける』ことをしてはいけない(子どもができることは、できるだけ、子どもにやらせる)
3.最終的な決定は子どもに『決断』させる
- いくつかの案が出てきたら、子ども自身に何を選ぶか『決断』させる
- 親がどうするか『命令』をしてはいけない
親子の双方的な話し合いのポイント
- 子どもを『尊敬』し、『信頼』して話をする
- 『目的志向』で話をする
- 『加点主義』で子どもを認めながら、話をする
- 子どもの『長所』を認め、活かせるように話をする
- 失敗があったとしても、『受容』し、『未来志向』で次の『プロセス』を話し合っていく(『結果』より『プロセス』を重視する)
- 『一方的』ではなく、『双方的』に話し合いをし、『共同』して行動する
- 子どもの『感情』や『意見』などをしっかりと聞く
- 子どもの『自主性』を尊重する
- 『親子の会話』は、子どもが『成長できる機会』と捉え、話し合いをする
- 子どもの『予測する力』を養うように話をする
- 子どもの『行動』は子ども自身に『決断』してもらい、『責任感』を養うように話をする