NO153.『共同体感覚』について-札幌カウンセリングこころの相談所 心理カウンセリングと心理学 ブログ
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『共同体感覚』についてというテーマです。今回は、アドラー心理学で最も重要な理論の一つ、『共同体感覚』を札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明します。

NO153.『共同体感覚』について

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO153

 

ここまでの【心理カウンセリングと心理学】のブログで、アドラー心理学の基本技法である『勇気づけ』、そして、アドラー心理学を構成する『5つの理論』について説明してきました。

 

これをしっかりと実践し、目標として向かうべきアドラー心理学で最も重要視されているものに『共同体感覚』があります。

 

札幌『カウンセリング こころの相談所』は、『共同体感覚』を得るための心理学が『アドラー心理学』だと思っています。

 

『共同体感覚』を持っている人は、周りの人達と『相互尊敬』『相互信頼』の関係を築き、積極的に「貢献しよう」、「協力しよう」という意識が働きます

 

以下に『共同体感覚』を得るのに必要なことを示します

 

自己受容

『共同体感覚』のある人は、自分を理解し、長所も短所も含めた、ありのままの自分をそのまま受け入れることができます。
これを『自己受容』といいます。

 

『うぬぼれ』との違い

うぬぼれは、自分の欠点を見ようとせず「相手より優位に立ってやろう」競争的な姿勢をとることです。

 

相手が『関心』を持っていることに『関心』を持つこと

これは、特に重要なことです。
自分の『関心』だけで、相手を見て、相手を判断ししていると、相手は心を開かず、いつまでも『共同体』にはなれません。
相手の『関心』に『関心』を持つこと!!

 

所属グループの一員だという感覚があること

この感覚があれば、所属グループの人達も自分を認め、そして、『所属の欲求』も満たされます。

 

積極的な『貢献心』があること

人間には他者や社会に『貢献したい』という『欲求』を持っています。
ある程度の良好な人間関係があるのならば、積極的に『貢献的行動』をとりましょう!!
その行動は、良い形で自分に返ってきて、相乗効果(シナジー)が生まれるでしょう。

 

『相互尊敬』、『相互信頼』

『横の関係』で、意見も言いやすく、お互いがお互いを認め合い、助け合える状態。

 

『競争的』ではなく『協力的』である

『競争』により、優劣をつけるやり方は結果的に『非生産的』です。
それよりも、所属グループの人達はお互いに『協力』し合っていく方が『建設的』『生産的』です。

 

札幌『カウンセリング こころの相談所』のアドバイス

『共同体感覚』は、『精神的な健康のバロメーター』にもなります。
つまり、精神的な健康度が下がってくると『共同体感覚』下がりがちになります

 

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