今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、お父さん、お母さん、今の時期だけを考えて、子どもと接していませんか?というテーマです。今回は、過保護な親の場合の悪影響を札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明します。
前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、『自律性』と『愛着』の両方を親に与えられることができるように育てるためには、以下の両極端にならないように注意する必要があるということをお話させていただきました。
今回のブログは、②過保護な親について、札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話していきたいと思います。
確かに、『過保護』に何でも先回りして、子どもの安全を考え大事に育てていけば、親の『愛情(愛着)』を得られるかもしれません。
しかし、それにより、親の『愛情(愛着)』子どもが感じられない場合だってあるのです。
それは、『自由にやらせてもらえない』という不満です。
その不満から、『自由にやらせてもらいたい』という『欲求』を親が満たしてくれないと感じ、親の『愛情(愛着)』を感じられないこともあります。
そして、この時期は次の発達段階に進むために、『自律性』を獲得していかなければならない時期であります。
今の時期のことだけを考えて子どもを愛することは、真の愛情ではないのではないでしょうか?
それに、そのような『過保護』の状態が続くと、親と子どもが依存し合った『共依存』の状況にもなりかねません。