今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、論理療法というテーマです。今回は、札幌『カウンセリング こころの相談所』がよく使用する論理療法についてお話します。
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『論理療法』についてお話します。
『論理療法』とは、アルバート・エリスによって提唱された心理療法です。
『非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ)』に対し、『論理的な反論』をぶつけて、『合理的な信念(ラショナル・ビリーフ)』に変えていく心理療法です。
出来事・他者・環境などのこと。
出来事をどう捉えるかという『思考のクセ』のこと。
過去の出来事の影響を受け、自分の意志で作り上げてきたもの。
出来事に遭い、自らが思考し、結果として生まれてくる【気分・感情】、【思考】、【身体反応】、【行動】のこと。
以上からお分かりのとおり、出来事・他者・環境などから直接、結果として自分自身の反応が表出するわけではなく、出来事・他者・環境などを自分の信念(認知)で受け止め、出力されたものが結果(自分自身の反応)として表出されます。
『論理療法』を体系化したモデルを『ABCDEモデル』と言います。
『非合理的な信念』に対し、論理的な『反論』をぶつけます。
『非合理的な信念』に対し、論理的な『反論』をぶつけていき、『不適応的認知』を『適応的認知』に変化させる『効果』を狙っていきます。
『論理療法』は、『認知行動療法』との組み合わせでよく使われる技法です。
札幌『カウンセリング こころの相談所』は、実際のカウンセリングで、相談者様の中に『非合理的な信念』があることを発見した場合、この『論理療法』を使用します。