NO221.アサーション-札幌カウンセリングこころの相談所 心理カウンセリングと心理学 ブログ
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、アサーションというテーマについて札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

NO221.アサーション

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO221

 

今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログから、コミュニケーションについてお話していきたいと思います。

 

今回は、アサーションについて札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

 

アサーション(アサーティブ)

アサーション(アサーティブ)とは、『自己表現の考え方と方法』のことです。
アサーション(アサーティブ)は、『コミュニケーション』『心理』『行動』『対人関係』の視点から見直しをした『人間関係作りの方法』でもあります。

 

その目指すべき『目的』は、アルフレッド・アドラーが提唱した『自分が助けてもらいたいこと、助けてもらった方が良いことを他者から助けてもらえ、相手が助けてもらいたいこと、助けてあげた方が良いことを自分が助けてあげられる』といった『お互い様の関係』を築き上げられる感覚『共同体感覚』を身に付けることだと思われます。

 

『コミュニケーション』では、『自分の意見や思い、助けて欲しいことをうまく他者に伝えられなくて、かなしい気持ちになること』『つい感情的になり他者に言い過ぎて、お互いの関係がぎこちなくなること』などのようなことが起こる可能性があります。

 

アサーション(アサーティブ)では、前者を『非主張的』、後者を『攻撃的』と言います。

 

これらのその人それぞれの『対人コミュニケーション』における『反応』は、『認知(クセ)』になっている場合が多く、『対人関係』を悪化させる原因『自分も他者も得することができる対人関係の構築』の妨げとなる原因となり、繰り返し、この『反応』は現れてしまうでしょう。

 

『非主張的』でもなく、『攻撃的』でもないものが、『良好なコミュニケーション方法』である『アサーション(アサーティブ)』になります。

 

つまり、『非主張的』や『攻撃的』につながる要素把握し改善することが必要となります。

 

『アサーション(アサーティブ)』な『コミュニケーション』とは、『自分の意見や思いを大切にし、相手を信じて、率直に伝えたり、頼ることができるコミュニケーション(主張的・被援助的)』であり、さらに『相手の意見や思いにしっかりと耳を傾け、肯定的に受け止めたり、相手の思いや気持ちを言葉がなくても五感で感じ取り、助けてあげられるコミュニケーション(肯定的・援助的)』揃っているもののことです。

 

アサーション(アサーティブ)ができるようになるための3つの要素

アサーション(アサーティブ)ができるようになるための3つの要素を以下に示します。

  • 自分の意見や気持ち、状態などをはっきりと把握すること
  • 自分の意見や気持ち、状態などを具体的にその相手に分かるように表現するスキルを身に付けること
  • 相手の考え方や意見、気持ちを理解したり、察したりして、受け入れられるスキルや心の許容力を身に付けること

 

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