『集中アンカリング』は、札幌『カウンセリング こころの相談所』独自で考えた心理療法です。
今回の【心理カウンセリングと心理学のブログ】は、その『集中アンカリング』についてご説明していきたいと思います。
下図の通り、5つの【反応要素】および【ストレスになりうる要素】があります。
【ストレス状況】を5つの【反応要素】を入れて、詳しく記入します。
【ストレス反応要素】は複数あるとは思いますが、変化させる【ストレス反応要素】を1つ選び、記入します。
変化させる【ストレス反応要素】が『集中アンカリング』をおこなうことで、どう変化するか『変化内容』を記入します。
変化させる【ストレス反応要素】以外全て対処をおこなう【反応要素】になるので、変化させる【ストレス反応要素】以外全てを対処をおこなう【反応要素】に記入します。
各対処をおこなう【反応要素】の『対処内容』、きっかけとなる『アンカリング』の内容を記入します。
各対処をおこなう【反応要素】の『対処内容』と変化させる【ストレス反応要素】をつなぐ自分を説得していける『変化する理由』を複数記入します。
『計画書』を元に各対処をおこなう【反応要素】の『対処内容』と変化させる【ストレス反応要素】の『変化内容』の『集中アンカリング』を『イメージ』を反復しておこない、『変化する理由』の入れ替えをおこないながら、『イメージ』の反復をおこなっていきます。
『集中アンカリング』をおこなってみた『評価』(反省点の洗い出し)、『分析』(改善方法の検討)をおこない、『評価・分析書』に記入します。
『評価・分析書』を元に、改善方法により継続が必要と判断した場合、変化させる【ストレス反応要素】の『変化内容』の『集中アンカリング』を『再計画』して、継続します。
また、次に進んでもいいと判断した場合、違う【反応要素】を変化させる【ストレス反応要素】に設定する計画内容を『次の計画』に記入します。