今現在、【心理カウンセリングと心理学】のブログでは、『アドラー心理学』をテーマにお話をしています。
そして、『アドラー心理学』の重要な手法の一つ『勇気づけ』についてもお話してきました。
もう少し、札幌『カウンセリング こころの相談所』は、『アドラー心理学』についてお話をしていこうと思っています。
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『アドラー心理学』から見た『従来の子育て』の『問題点』を挙げ、『心理学的子育て・教育』に意識を向けていただければと思います。
「こうありたい」という『目標』がないと、つい『その場限り』の『ごまかし』や『感情的な対応』をしてしまって、子育てに『一貫性』がなくなりがち
⇒子どもを敵に回し、親子関係の『相互尊敬と相互信頼の関係』が悪くなる
叱る、罰する、おだてる、なだめる(全て『外発的動機づけ』)といった効果的ではない『しつけ』が『一般的』になっている
⇒『非行』、『不登校』、『引きこもり』、『家庭内暴力』、『いじめ』などを増長させてしまう
『自分が育ってきた経験』を元にして、子育てをし、現代の『心理学』や『教育学』を学んでいない
⇒その子どもの『価値観』や『信念』、『夢』などがあり、現代が親の育ってきた環境と同じとは言えない
「よい学校+良い成績=よい就職⇒安定した生活」という公式をいまだに信じ、子どもに求める親が多い
⇒正直、現代社会は、この公式は全く成り立たない世の中になっています
この変化の激しいこの世の中では、多様な価値観から、自分で決断し、行動することが必要
学校の成績も無駄ではないが、大きな変化があった時でも、自分自身を『勇気づけ』、『強い心のエネルギー』を引き出せるようになる教育『心理学的子育て・教育』が必要!!
以上が、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログ、『アドラー心理学』から見た従来の子育ての4つの問題点でした。