今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、集団の硬直化というテーマについて札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーがお話します。
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、組織心理学の集団の硬直化について札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーがお話していきます。
集団は時と共に発達していき、集団らしさは増していきますが、人事異動や定年退職などにより集団は『解散期』を迎えます。
カッツの調査では、集団が形成されてから1.5~3.5年経つと、業績のピークを迎え、その後は業績が低下することが明らかになっています。
このことを『集団の硬直化』といいます。
古川は、『集団の硬直化』には以下の5つの原因があることを示しています。
以上のように皆様の所属している集団は陥っていないでしょうか?
仕事に関連する役割、コミュニケーション、考え方、情報収集などが『固定化』してしまうことが『集団の硬直化』を引き起こすと言えます。
私達は、『作業の効率化』するために『マニュアル』を作り、『仕事の定型化』をさせることをしばしばおこなっていますが、そのことは、反面、集団を硬直化させる可能性があるのです。
このことは、私達が人間である以上、『機械』のように働くだけで、職場集団を活性化することができないことを示しています。