それでは、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、人間は失敗の経験によって成長するというテーマで、札幌『カウンセリング こころの相談所』がをお話をします。
失敗は成功のもと、失敗は成功の母と言われています。
『アドラー心理学』では、『失敗』は『チャレンジの証』、『学習のチャンス』と捉えます
例えば、子育ての場合を例に考えると、パートの仕事が終わって家に帰ると、台所に割れた茶碗があり、子どもが困った顔で立っていたとします。
あなたなら、どうしますか?
もし、割れた茶碗を見て、子どもに「何やっているの!!」と怒って、自分で片づけたとします。
これは、悪い例となります。
『失敗」があった時は、『チャレンジの証』と認めてあげて、『失敗』を『学習のチャンス』にかえていくことが、人を成長させる方法となります。
なので、まず、割れた茶碗を見た時に、子どもに「どうしたの?」と先に聞きましょう。
そしたら、子どもは「お母さん、仕事で大変だから、お茶碗拭いてあげようと思って、落として割っちゃった・・・」と言うかもしれません。
子どもは、お母さんのためにという『貢献心』で食器拭きをやってみようという『挑戦心』があったわけです。
それを聞いたお母さんは、子どもに「お母さんのためにやろうとしてたんだね。ありがとう」と『感謝の気持ち』を伝え、『チャレンジしようとしていた気持ち』をきちんと伝えましょう。
そして、お母さんは、「お茶碗が割れてどうしていいか分からなかったんだね。お母さんが教えるから一緒にやろう?」と『失敗』を『学習の機会』に変えるのです。
それが終わったら、「今度は一緒に残りのお茶碗をお母さんと拭かない?」と言って、茶碗を落とさないで拭く方法を教えてあげれば、また、『失敗』が『学習の機会』に変わっていきます。
以上の【心理カウンセリングと心理学】のブログを参考に日常生活でも実践していきましょう!!