前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、『自己効力感』についてのお話をしました。
『自己効力感』は生きていくために非常に重要な感覚で、それを高め維持する【行動】がとても大切になります。
では、『自己効力感』を高めるにはどうすればいいのでしょうか?
心理学者のバンデューラは『自己効力感』を高める4つの源泉を挙げています。
それを以下に重要な順に示します。
自分で行動して達成できたという体験のこと
他人の達成体験を観察し、自分にもできそうだと感じること
周囲から自分は能力があると励まされること
苦手なシーンを克服すること
特に『成功体験』を得ることは重要です。
人生に中には、なかかな乗り越えられない大きな壁が現れることがあると思います。
しかし、誰しも人間には限界があるのです。
そういった時は、前回にお話させていただいた『シェイピング法』を用いて、焦らずに、『課題』を『細分化』し、『課題』を『階段状』にて一つ一つ【行動】を起こしていきましょう。
そして、その階段を一歩一歩上っていき、『自己効力感』を得ながら、『目標』に少しづつでいいから向かっていくのです。
『自己効力感』とは、人間が活動するためのエネルギーなのです。
ガソリン(エネルギー)を補充しなければ、いくら燃費のいい高性能の車でも、いつかは動かなくなってしまいます。
もし、仕事で大きな壁に当たり、『自己効力感』を失って来ているのであれば、プライベートで『小さな成功体験』を積み重ねていきましょう。
それは、どんなことでもよく、食器を洗った、散歩してきた、映画を一本見た・・・など何でもでもいいのです。
『自己効力感』は『自尊感情』につながっています。
あまりにも、『自己効力感』が失われると、「自分なんてどうせダメな人間なんだ・・・」という風に『自尊感情』も低くなってしまいます。
そうならないためにも、『自己効力感』を得られる習慣にしましょう!!
そのためには・・・
『小さな成功体験』を日々、積み重ねるようにしましょう!!
『自己効力感』は、どのような小さなことでも、コツコツ積み重ねていくことが大事であると考えます。
よって、札幌『カウンセリング こころの相談所』は、相談者様が小さな『成功体験』をコツコツ積み重ね、『自己効力感』を高めていけるように、≪行動の習慣化≫ができるようカウンセリングを進めていきます。