今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『未来を捨てた破壊的反抗期』は何故生まれるのか?というテーマです。『反抗期』は必要ではありますが、未来を捨てた『過度の問題のある反抗期』は避けなければいけないと札幌『カウンセリング こころの相談所』は考えます。
それでは、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、青年期(13歳から22歳位まで)のお話の続きをしていきます。
ここでは、『過度の問題のある反抗期』について札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話をしていきたいと思います。
人間は、他者に自分の欲求を受け入れてもらう手段として『大人の自我状態(A)』を発達段階的に養っていきます。
この時期から、外見的に急に大人になったように見えても、この時期で、いきなり『大人の自我状態(A)』が現れるわけではないのです。
そして、この時期になって、成長期に入り、子どもは体が大きくなり、男の子は大人の男の体、女の子は大人の女の体になっていきます。
子どもは、ずっと『大人の自我状態(A)』⇔『大人の自我状態(A)』のコミュニケーションを望んでいたものが、子どもは体が大きくなり、大人の男の体、大人の女の体となり、正当な方法が通用しないと思っていると、ついに『爆発』し、『夢』を追いかける、『社会貢献』し存在意義を感じる、自分の『理想』を追求する といった『創造的行動』ではなく、自分の『同一性』つまり『自分はどういう人間であるか』を知らせるために、『未来』を見捨てた『破壊的行動』である過度の『反抗』が現れる場合があると思われます。
『反抗期』自体は、悪いものではなく、成長の証でもあります。
ただ、『未来』を見捨てた『破壊的行動』である過度の『反抗期』は何としても避けたいところです。