今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、3歳から6歳位までの『心理学的子育て・教育』のコツというテーマです。遊戯期から次の『発達段階』に向けてどのように子育てしていくとよいか札幌『カウンセリング こころの相談所』がご説明します。
今回のブログで、札幌『カウンセリング こころの相談所』の遊戯期(3歳から6歳位まで)の『心理学的子育て・教育』のお話を終わりたいと思います。
何度もお話をしてきましたが、この時期の発達段階の課題(欲求)は『積極性』です。
それを妨害する可能性があるのが、子どもの心の中でおこなわれる『葛藤』です。
子どもにとって、親の言うことは絶対!!
ですから、「おまえはダメだな」、「遅い奴だな」という『人格』を否定する言葉は当然、厳禁!!
ただでさえ、この時期の子どもは、まだまだ『本能』優位で、『親に愛情を受けられないこと、見捨てられること=死』と『感覚』で捉えますので、親の何気ない言葉で、『葛藤』が起こり、「親に迷惑をかけてしまった・・・」、「自分は悪い子だ・・・」と過度の『罪悪感』を感じやすく、それがまた、『積極性』を停滞させる要因になってしまいます。
大人になってからも、失敗することもあります。
大人になってからも、うまくいかないことはあります。
この頃に『罪悪感』で作られた自己評価の低い『自己イメージ』ができると、生涯に悪影響を与えます。
ですから、『自分という存在』に『自信』を持った子どもに育てていきましょう!!
『自信』は『心のエネルギー』となります。
そして、落ち込んでいる様子が見られれば、『自主性』を尊重した『援助的サポート』をおこない、『葛藤』をうまくコントロールできるようにしていきましょう。
そうすることで、『心をコントロールする力』が養われていきます。
『積極性』の肥やしとなる『好奇心』、『探求心』を与え、思う存分好きなように行動させてあげましょう。
そして、『目的性』という活力を得て、次の発達段階に進んでいけるでしょう!!