今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、ぎこちない人間関係を改善する方法というテーマです。今回は、札幌『カウンセリング こころの相談所』が、ぎこちなくなってしまう対人関係を改善していくため、『ダブルバインド(相互矛盾)』という理論をご説明します。
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、ぎこちない人間関係を改善する方法というテーマでお話していきたいと思います。
「この人に好かれたい」、「この人に高い評価をしてもらいたい」、そう思えば思うほど、その人の前では表面的な態度をとってしまうものだと思います。
例えば、異性であれば、お金がないのに無理に高級レストランに行ったり、少し盛った位の自慢話をしたりする場合もあるかと思います。
確かに、そのようなやりかたも有効な部分はありますが、不自然になり関係がぎこちなくなるでしょう。
なぜなら、『演出した自分』と『本当の自分』とのギャップが会うたびに、どんどん広がっていき、どんどんハードルが上がり、大変になっていくからです。
そして、『本当の自分を出すと嫌われてしまう』という不安に駆られる一方、『偽りに自分に対する後ろめたさ』という苦しさの2つによる『心理的な板挟み状態』になってしまいます。
このような状態を心理学では、『ダブルバインド(相互矛盾)』といいます。
こうした状況を打破するには、実は、自分の欠点や自分の弱い所、自分の失敗談を相手に話してしますことです。
「そんなことしたら、嫌われる」、「そんなこと言ったらダメなやつだと思われる」と思う人もいるかもしれません。
しかし、逆にそういった隠したい部分を打ち明けると人は、その人に親近感を感じ、「素直な人だな」と好印象に思ってくれるものです。
もし、ぎこちない人間関係を変えたければ、自分のマイナスな部分を打ち明けてみましょう。