『並行注目・多重反論法』は、札幌『カウンセリング こころの相談所』が独自に考えた『並行注目法』と『多重反論法』を組み合わせた心理療法です。
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、その『並行注目・多重反論法』についてお話をしていきます。
日常生活の中で習慣的に現れる【ネガティブな自動思考】を捕まえ、メモをする。
(この段階では、それ以上、【ネガティブな自動思考】に触れないようにする。)
ネガティブな思考をした人や物事に『リフレーミング』をおこない、『並行注目法』でいろいろな『正の注目』をおこなう複数の自分にどのように『ポジティブな面』を『注目』するかを具体的に記入する。
上記の『計画』した内容に従い、『実行』していき、『実行記録表』に記録していきます。
『並行注目・多重反論法』の『計画』の『実行』について、『反省点』を探し、『改善方法の検討』をおこないます。
以上までで、十分な『効果』(【ネガティブな気分・感情】の低下)が得られていなければ、再度、改良した.『並行注目・多重反論法』の『計画』を立て、最初の段階に戻り、繰り返しおこなっていきます。
まず、皆様に伝えたいことは、皆様が今この瞬間に感じている世界や自分の性格、価値観などは、決して自分の全てではないということです。
・・・と言葉だけでお伝えしても、おそらくピンとこないと思います。
人間は誰もが多重人格みたいなものであり、ご自身の中にはいろいろな『人格』が存在し、『無意識』がこの『人格』を上手に切り替える『モード切替』をおこなっているのです。
もし、この『モード切替』が上手におこなわれない状態であったら、『無意識のプログラム』を書き換えていく必要があります。
札幌『カウンセリング こころの相談所』は、この『モード切替』が上手におこなわれるように【行動療法】を中心にカウンセリングをしていき、ご自身の世界は決して一つではないことを『感覚』で実感できるように進めていきます。