NO133.親子関係で何を『共同の課題』と捉えるか①-札幌カウンセリングこころの相談所 心理カウンセリングと心理学
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、親子関係で何を『共同の課題』と捉えるか①というテーマです。今回は、共同の課題をどのように捉えていけばよいかについて札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

NO133.親子関係で何を『共同の課題』と捉えるか①

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO133

 

それでは、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログについてお話していきたいと思います。

 

親子関係において、『アドラー心理学』の『課題の分離』により、『親の課題』『子どもの課題』『共同の課題』があることをお話ししました。
そして、親は、過度に『子どもの課題』に踏み込むことで、あらゆるデメリットが生じることをお話ししました。
それでは、どういうものを『共同の課題』と捉えたらいいのでしょうか?

 

今回は、その『共同の課題』について札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話をしていきたいと思います。

 

1.『子どもの課題』を『共同の課題』にするケース

①子どもが親に自分の課題を相談したり、依頼してきた時

例えば、子どもが自分から「勉強についていけないんだけど・・・」などと相談してきたら、親は子どもを保護し、教育する責任がありますから、きちんと話を聞いてあげましょう。
まずは、話しを聞くことが大事でしょう。
そして、『援助的なサポート(自分でできることは自分でしてもらう)』をするとよいでしょう。

『課題の分離』とはいっても、「あなたの課題はあなたの課題で私には関係ないわ」という態度であれば、今度は『相互尊敬』、『相互信頼』の関係が崩れてしまいます。

 

②子どもの行動で親が迷惑を受けた時

『アドラー心理学』では、親と子どもは『横の関係』であるべきと考えます。
なので、子どもの乱暴な行動で親が自分の大切なものが壊されたりしたら、それは『共同の課題』とし、親の感情や意見などを同じ人間として伝えるべきでしょう。

ただ、『上から下への関係』『支配的関係』にならないように、過度に感情的になったりせず、子どもに分かるように導いてあげる必要があるでしょう。

 

札幌『カウンセリング こころの相談所』のアドバイス

『課題の分離』はケースバイケース!!
柔軟に『分離』と『共同』を使い分けましょう!!

 

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