NO155.コモンセンス(共通感覚)を養う-札幌カウンセリングこころの相談所 心理カウンセリングと心理学 ブログ
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、コモンセンス(共通感覚)を養うというテーマです。今回は、前回お話したベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)から抜け出す方法を札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

NO155.コモンセンス(共通感覚)を養う

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO155

 

前回のブログで、人にはそれぞれの『私的論理(プライベート・ロジック)』を持っていることを札幌『カウンセリング こころの相談所』はお話ししました。
『私的論理(プライベート・ロジック)』が何かのきっかけでゆがんでしまうと『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』が生じ、自分や他者に悪影響を及ぼすことをお話ししました。

 

今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログでは、そのゆがんだ思い込みから抜け出すための3つの方法についてお話します。

 

まず、自分や周りの人達にとって健全かつ建設的で、現実に即した考えや感覚のこと『コモンセンス(共通感覚』といいます。

 

この『コモンセンス(共通感覚』を養っていくことが、ゆがんだ思い込みを起こさないための方法と言えます。

 

『コモンセンス(共通感覚』を養うには、普段から以下のことを意識することが必要です。

 

『コモンセンス(共通感覚』を養う方法

  • 他人の目で見る
  • 他人の耳で聞く
  • 他人の心で感じる

 

それでは、以下にゆがんだ思い込みから抜け出すための3つの方法を記載します。

 

ゆがんだ思い込みから抜け出すための3つの方法

 

①「本当にそうなの?」と自分で自分を疑う

  • 自分の中で、まるで自分を他人のようにみる冷静な自分を作り、疑問を投げ変え、会話する
  • その自分の信念や思い込みの証拠や根拠を探し、そうではない証拠や根拠も探す

 

②「また、やってしまっているな」と自覚する(自分の悪い思いこみのクセをを自ら認める)

  • 自分自身で悪い思い込みだと自覚している場合、ついいつもと同じ悪い思い込みが出てきたら、自覚するクセを作り、自分自身に「また、やってるよ!!」という習慣を作る

 

③「こうすればどうだろう?」と建設的に考える

  • 自滅的な方向に考えがいきそうになったら、『結果』の方に注意を向けるのではなく、「何か良い方法はないか?」、「こうしたら、どうだろう?」と『方法』の方に意識を向け、建設的な考えを巡らせる

 

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