今回のブログは、親の接し方により、子どもの一生のライフスタイルが決定するというテーマで、札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話したいと思います。
親の子どもへの態度や接し方は子どもに重大な影響を及ぼします。
それにより、子どもは自分自身の役割を決定し、当たり前のようにそれに従い生きていきます。
では、具体的にどのようなことが起こるのでしょうか?
親の子どもへの態度や接し方が子どもに与える重大な影響
子どもは自分の役割を決定することでライフスタイルを形成していく
- 子どもは、『きょうだい』という関係性の中で、親がどういう役割を与えるか、またはどういう役割であれば愛されるのか等により、親や大人に受け入れられようとする。逆にいうと、捨てられないようにと考え行動する。
- その家族環境や社会環境でのプロセスの中で自分がやらなければいけないと感じている役割を決め、ライフスタイルを固定させていく
- 『家族の中で自分の居場所を確保する』というのが子どもの初期の本能的・無意識的な生存戦略
親の思いが子どもに与える影響
- 子どもが自分の役割を選ぶとき、親の期待や思い込みが非常に大きな影響を及ぼす(良くも悪くも)
- 「かしこい子」、「我慢強い子」というレッテルに答えて、行動している場合が多い(それが子ども他の面の表出を阻害し、苦しめる場合もある)
親が子どもに対して気をつけたいこと
- 親の期待に応えないと見捨てられてしまうと思い、無理をしてしまう
- 子どもは経験が浅いので、親の言葉をそのまま受け入れてしまうため、親は言動に気をつけなければならない
- 親の期待が重荷になり、期待に応えて注目してもらえないため、非行に走り注目を集めようとする可能性がある
- 「いい子」などというレッテルによる期待に疲れ、楽になるため、わざと悪いことをして、「悪い子」に見せようとすることもある
以上の【心理カウンセリングと心理学】のブログを参考にして、子育てに活用していただければと思います。