NO164.コミュニケーション上手になるコツ(聴き上手)-札幌カウンセリングこころの相談所 心理カウンセリングと心理学
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、コミュニケーション上手になるコツ(聴き上手)というブログテーマでお話していきます。今回は、きき上手になるコツを札幌『カウンセリング こころの相談所』が解説します。

NO164.コミュニケーション上手になるコツ(聴き上手)

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO164

 

それでは、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、コミュニケーション上手になるコツ聴き上手についてお話をしたいと思います。

 

実は、『きく』には、3種類あります。

 

以下にそれを示します。

 

3種類の『きく』

 

聞く

  • 無意識的、消極的、受動的にきく
  • あまり集中せずに耳に入る音をきき、主観的に何となく認識する

 

訊く

  • こちらの興味のあることをきく
  • 問いただす・尋問する

 

聴く

  • 意識的、積極的、能動的に聞く
  • 集中して、きき漏らさないようにきく
  • 相手が興味を持っていることに関心を持って聞く
  • 質問を交えながら、相手のペースに合わせて聞く

 

以上の3つのうち、相手と『信頼関係』を築けるきき方は、『聴く』になります。

 

聴き上手になるためのコツ

 

①相手が話を聴いていると思う『態度』と『姿勢』で話を聴く

実際にきちんと話をきいていても、相手が話を聴いてくれていると感じられる『態度』と『姿勢』を相手に示さないと話を聴いているとは言えません。
コミュニケーションは常に『双方的』のものであることをお忘れなく!!

 

②相手との関係性に合った距離感で話を聴く

上下関係や親密さによって、適切な距離感があります。
適度な距離感で話を聴きましょう!!

 

③相手の表情を常に観察し、心情を察して、表情を変えながら話を聴く

楽しい話なら楽しそうな表情で、悲しい話なら悲しい表情をすると、『共感的』に話を聴けます。
視覚情報が非常に多くの情報を相手に伝えます。
相手をしっかりと視覚的に観察し、心情を察して、それに合わせた『視覚情報』を相手に与えるようにしましょう!!

 

④視線はずっと合わせず、のどから胸の辺りを見て、話しを聴く

相手の目を見すぎる緊張感を与え、目をきょろきょろさせると話に集中していないように見えます。
話を聴いている時は、視線を相手ののどから胸の辺りを見て、話しの中でも大事な所で視線を合わせる感じが丁度良いです!!

 

⑤相手の話の腰を折らず、あいづちを打って話しを聴く

相手が話をしているのを止めるのはもちろんNG。
上手にあいづちを打って、話しを聴いている合図を相手に伝えましょう!!
あいづちがないと話を聴いていないように思われます!!

 

⑥相手の話を引き出す質問をして話しを聴く

「それからどうなったの?」、「他になにかあったの?」など、相手の話を引き出す質問をすることは、相手の『関心』に『興味』を持っていることが、相手に伝わり、とても効果的な方法です!!

 

⑦オウム返しや要約化をして話しを聴く

「○○だったんだね」(オウム返し)、「それは、○○ということ?」(要約化)などを使うのも、相手の『関心』に『興味』を持っていることが、相手に伝わり、とても効果的な方法です!!

 

札幌『カウンセリング こころの相談所』からのご案内

『聴く』の技術は、実際のカウンセリングでも重要な技術であり、心理カウンセラーは以上の技術を活用して、相談者様の悩み相談や心の相談のお話をお聴きしていき、心理カウンセリングをおこなっていきます。

 

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログ

札幌 カウンセリング こころの相談所 トップページ